vs説明員
今日の俺はとことんヒールだぜ!(今日だけか?)
阪急もろもろで7月からPiTaPa定期が始まります。かざすだけで改札を通れるPiTaPaカードに定期券機能を付加したものですが、本来のPiTaPaの機能と競合するところがあり、どうすればよりお徳になるのかかなりややこしい状態です。
問題となる機能は「区間指定割引」。これは、あらかじめ自分が使う区間を指定しておけば、「1ヶ月でその区間を使った回数×普通運賃」、もしくは「1ヶ月定期額」、どちらか安い方が後に口座から引き落とされる、というというものです。また、後者が2ヶ月以上連続で適用されると、その連続適用月数に応じてさらに定期額から値引きされます。具体的には、2〜4ヶ月で5%、5〜7ヶ月で10%、8ヶ月以上で15%、請求金額が値引きされます。
私の通学定期の場合は以下のとおり。(定期の数字は1ヶ月換算の金額)
定期 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | |
---|---|---|---|---|
4110 | 3907 | 3703 | ||
PiTaPa | 1ヶ月 | 2〜4ヶ月 | 5〜7ヶ月 | 8ヶ月〜 |
4110 | 3904 | 3699 | 3493 |
普通運賃は片道310円なので、PiTaPaで7往復すれば区間指定割引が適用されることになります。(ただし、2ヶ月目以降も1ヶ月の普通運賃換算額が4110円を超えなければ、区間指定割引は適用されません。)
ところが、PiTaPaの区間指定割引には大きな欠点があります。回数計算を1日〜月末の単位でしか行わないのです。私の場合、順調に行けば7月11日で定期が切れます。その時までにPiTaPaを入手してたとしても、「定期も切れたことだし、12日から区間指定割引を登録しよう」は無理です。必然的に7月1日からの適用になりますが、私は定期券を購入するという形で7月1〜11日の運賃は前払いしています。この部分が全く無駄になるわけです。定期券の払い戻しは月単位であるため、10日やそこらの残りでは切り捨てるしかありません。
結果的には8月11日まで定期券で通学し、9月から区間指定割引、というのが最も効率的なのでしょうが、・・・ちょっと納得いかない。
とPiTaPaの勧誘員に詰め寄ってました。
向こうもやり手。私が↑で使ったような「無駄」という表現は全く認めず、「定期の1〜11日分はサービスで、また機能上区間指定割引は1日〜月末までで計算するもの。定期を継続する方が良いと思うのであればお客様の判断でそのようにしてください。」
都合の悪い表現を頑として受け付けないそのプロ根性や良し。