偽善も善

というのが私の第一*1座右の銘なのですが、今日はそれに従って血ィ吸われてきました。イワユル献血です。時は昼休みに図書館のパソコンで友達のUSBメモリにマルヒデータを複写した後。所はB109前。今日はなかなか提供者が引っかからないらしく、客引き(違)のお兄さんたちがちょっと困り気味。そこに単身乗り込みですよ奥さん。400mlを勧められたが200で。400も採られたら帰りのダウンヒルが不安だし、夕方から自宅で用事があるのでさっさと終らせたい。200で。ところがどーゆーコトか少ないはずの人数が全然消化されない。授業が午前だけなので余裕はあったけど貧乏学生ゆえ昼飯抜き。しぼむー。待たされてる間に読んだ「冥王と獣のダンス」が面白かったおかげで敵前逃亡というチキンっぷりは晒さずにすんだもののそれはまた同時に寒中献血バス横で震えてにゃならんということで。途中で半ば無理矢理渡されたあんまり好きくないオレンジジュースを胃に補充するがその直前の血液検査の痛みも相まってなんかもう色々諦めムード。そもそも私は血と針が嫌いなんだ。採血バスは同時に3人しか処理できてないし。渋滞するくらいなら呼ぶなァッ。などと言えるはずもなく迫り来る順番と針と負の量の血液。ガクガクで胸ドキでしかも左肘内側が痛いこのパニック中ならなんか新興宗教にでも釣られそうな気の流れです。私の番。ああ久しぶりですね採血針。相変わらずのズ太さで。こっち見るな鈍く光るな近づくなってちょっと心の準備くらいたたたたたたたたたたッ!! 痛いって!(キレ) 腕に乗ってるチューブを通る血は暖かいし(冷たかったら嫌だけど)あーもー血の気引いた。んで余計に時間が伸びる魔のデフレスパイラル。慣れた手つきのオバ・・・お姉さんが ぐいんぐいん動く減圧装置らしきのもに血液パックを入れて吸血加速。ああもうひと思いに右腕が枯れる勢いで吸ってください痛いっぱなしなんですってば帰りたい。右手グーパーってこの状況で力なんか入るかッ。震えてるんですよこっちゃ。悪夢の数分が終わり開放。もとい解放。待つ人たちの前で「痛かったです」て言うてもたけどそれはむこうの係員が「どうですかご気分は」とか聞くのが悪い。あれか、ひょっとして「思ってたよりあっさり簡単にできました。全然痛くも無かったし、人助けってこんなに簡単にできるんですね☆」と言わせたかったのか。不可。あとは痛む右腕をちょい高め心臓あたりまで上げながら静かにジュース飲んで飲んで「冥王(ry」読書。主人公モテモテだなぁとか思いながらバッジ貰って帰る。貧血が残ってないかちょっと帰りのチャリ下りでいつもよりブレーキ遅らせて様子見。反応速度はいつもそれほど変わらないけど視界が狭いし穴開いてる右手のブレーキングがちょっと弱かった。あとは電車に揺られて「め(ry」読みつつ一路大阪へ。ところでこの本は中古屋で買った初版だけど、誤字発見。わぁい\(^ヮ^)/。途中のてゅるはし駅*2乗り換えで席から立ち上がったときに軽い眩暈。ここでくるか。そこからさらに少し揺られ読書を続けるもあとちょっとで読み終わるところで最寄着。複雑な気分になりながら帰って不貞寝。お休みなさい。

*1:最も大事、という意味ではない。

*2:プライバシー保護のため一部音声を変えております