キター？

bit Generations[ビットジェネレーションズ]　Soundvoyager(サウンドボイジャー)を買った。
まだ始めたばかりだけど、現段階では手放しで面白いと賞賛できるほどの内容ではない。というか、そーゆー普通の感想（面白いか否か）で評価できるゲームではない。
このゲームは左右の音の大きさを聞き比べることで音源との距離を把握し、自機との接触や回避などの操作を行うシューティングゲームがいくつか集まったもの。故にヘッドホン必須。説明書に「必要です」と書かれるくらい必須。
音が9割以上の情報を握り、画面を見る必要は無い。要するに左右の方向キー（もしくはＬＲボタン）で音源を自分の真正面に捕らえる、あるいは回避することができればいい（ゲームによって操作方法は若干異なる。がほとんど同じ。）。
これがまためちゃくちゃ集中力を要する。気分転換にはなっても息抜きには使えないぐらい疲れる。そもそも感覚的に音に対しては視覚のそれよりはるかに鈍感というのもあるけど、音源が迫ってくるような演出は何かに衝突する感じがして緊張する。実際突っ込んでるんだけど。
しかし文字通り音にハマると結構気持ちいい。メロディーやハーモニーやリズムと言った小難しいことではなくて、音そのものをゲームに利用するというアイデアは非常にすばらしいものだと思う。
手元にアドバンスが無いのでＤＳでプレイしてるけど、このゲームの画面の不要さはミクロで十分だろうと思わせるほど。そもそもbit Generations[ビットジェネレーションズ]がシリーズを通してミクロ専用なんじゃないかと思う。それならそれでいいんだけど、もっと演出には凝ってほしかった。いくらなんでもシンプルすぎる。あーいや、シンプルなのはいいんだけど、削りすぎ。
買ったことはそれほど後悔してないし、特に音に敏感な生活を送ってる人には一度試してみてほしいゲーム。でもそれなりに細かい音まで聞き分けられてかつ遮音性が高いヘッドホンを用意しないと楽しめないし、何より人を選ぶからお勧めはできない。私も他人にやらせてもらった後なら買わなかったかもしれない。