助成金を申請するためには「品名と価格が明記された領収書」が必要なんだが、大学内蔵の本屋の領収書は「書籍代」としか書かれない。領収書を貰うとレシートはくれない。とりあえずレシートの写しを貰って学生課に判断を仰ぐことに。
その前に部室で未部員の1回生(女性)とお話。bighandsといっしょにグダグダ誇張を交えながら駄弁ってました。
で、学生課に望む。結果から言うと「大丈夫」らしい。
しかしその途中でなんとも予想外なことに、
パソコンを修理してくれと言われた。
聞くところによると、学生課のKさんのパソコン(液晶一体型)の背面からカタカタ音が出続けてるらしい。言われてみれば確かに排気ファンがあるであろう場所からおかしな音が。気になりだすとこれがかなり大きな音で、よくこの状態で今まで仕事してたもんだ。
「君、修理してくれる? それともやっぱりメーカーに出したほうが良いんかな?」
「開けて見ないとなんとも言えませんが、多分ファンを交換するだけで済むと思います。でしたら僕でもできます。しかし普通ケースを開けるとメーカーの保証外になる*1ので、お仕事に使われるならメーカーに出したほうが確実です。」
「高つくやろ? それに保証は切れてんねん。」
「それでも一旦開けてしまうと有償ですら修理してくれない場合がありますよ。」
「まあ一辺、見てみてよ。」
「はい。(実は結構やる気。)」
ブツは日立製の液晶一体型パソコン。背部の膨らみから異音がする。電源ケーブルが真横に挿さって*2るので恐らく排気兼電源ファンの異常と推察。ドライバーを借りて*3まずケースを外す。確かに電源ファンが犯人ということは判明。さらに電源ユニットを開けてみる*4。ファンの仕様は2ピンの92mm角ファンであることがわかった。部室で使ってない電源のファンを流用できないかと思い当たり、その旨を告げて部室へダッシュ。その間に生協で捨てたパソコンが無いか確認しといてもらう。
残念ながら部のは12cm角だった(以前拾ったファンはなぜか見当たらず、そもそもあれは8cmだ。)。廃棄パソコンもなかったらしい。しょうがないので一応仕事は続行できるように、もう一度異音ファンを組み込むことにする。ついでにまったく関係は無かったが「高額物品申請が20万以上に制限されているが、正直10万×2か、10万×1で採用しやすくしてくれるほうが嬉しい」と伝えておく*5
とりあえず“元通り”に。電源を入れるとなぜか音が少し小さくなってる。ファンを指で少し弄ってたせいか?*6 少し喜んではったが「壊れる前兆かもしれないんでやっぱり早めに代わりをご用意されたほうが良いと思います。」とだけ言っておいた。今はそこそこ買い時だと思うしねぇ。法人はどうか知らんが。
力になれなかったことを詫びつつ退場。以下後編。

*1:半分口からでまかせ。実際保証外になるとは思うけど、確証があったわけではない。

*2:「挿さって」という言葉は無いらしい。「挿す」は他動詞専用?

*3:少しサイズが合わなかったので結局自分が持ち歩いてるドライバーを使った。

*4:電源そのものはフレームに複雑に固定されてたが、開けるのは簡単だった。

*5:向こうは向こうで苦労してるみたい。体育会系は100万単位の申請が必要でその兼ね合いとか。中々難しいものだ。

*6:ファンも精密部品なので本来は厳禁。今回はま、壊れてたし。